アニメ あたしンち
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アニメ あたしンち 第1回 やすみ哲夫監督
アニメ あたしンち 第1回 やすみ哲夫監督アニメ あたしンち 第1回 やすみ哲夫監督

アッという間の5年間でしたね。私は第9週〜監督を務めていますが、いやー、早かった!(笑)。放送は、ついに200回を超えましたね。ストーリーにすると約400話でしょうか…。
そこで、「どのシーンが一番印象に残ってます?」ということを、よく聞かれますが、これがなかなか答えづらい(笑)。どれもこれも印象深く、「これ!」というのがなかなか言いにくい。うーん、本当に難しい。
でも、それじゃつまらないですね…。あんまり言いたくはないのですが、気になっている登場人物ぐらいはお教えしましょう。誰だと思います?(笑)
母、みかん、父、ユズヒコのタチバナ一家はもちろんですが、実は私は、「藤野」と「しみちゃん」が気になっています。「藤野」はユズヒコの親友ですが、あの天然っぽい明るさが好きですね。ユズヒコと藤野の友情が感じられるいい話も、これまでにいくつかありましたね。

藤野しみちゃんしみちゃん」は、みかんの親友。文学的な雰囲気を持ったしみちゃんですが、いい味出してますよね。映画「あたしンち」の中で、しみちゃんが果たした役割も非常に大きかったですね。5年も経ちますから、声優さんもずいぶん成長しています。

「三角さん」「戸山さん」「水島さん」 母のまわりにも、「水島さん」「戸山さん」「三角さん」といった、個性あふれるお友達がいますね。こんな、登場人物たちのやり取りや会話によって、タチバナ一家が、より身近に感じられる家族になっていると思います。
やっぱり、みんな大事ですね! 監督としては、登場人物をひいきするワケにはいきませんね〜(笑)。

美術設定集舞台裏の方では、独自のアートの世界を築けるよう努力しています。美術設定では、生活用品のカタログやチラシを見ながら細かく描きこんでいます。シンプルなようで、リアリティある背景で、生活の中から拾ってきたストーリー中心の「あたしンち」を、うまく演出できたらと思っています。

アフレコの現場は、賑やかで楽しいですよ。アドリブも飛び出したりして、面白かったものは、そのまま使ってたりしてます。

5周年を迎えましたが、これからも、あなたのそばの「あたしンち」を、どうぞ見守っててください。

プロフィール
やすみ哲夫
1975年に、「まんが日本昔ばなし」(演出、作画、美術 他)を手がけ、以降、「怪物くん・新」(絵コンテ、演出)、「おじゃまんが山田くん」(絵コンテ)、「パーマン・新」(絵コンテ)、「オバケのQ太郎・新」(絵コンテ、演出) 、「つるピカ ハゲ丸くん」(監督)「おぼっちゃまくん」(監督)、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(初代監督)、「忍ペンまん丸」(監督)他、多数のアニメ、アニメ映画の作品製作に関わる。

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